バリ島での爆発

インドネシアのバリ島で、2002年10月に202人が犠牲となった爆弾テロ事件に続き、10月１日夜、同時爆発事件が発生しました。地元のTVでは、23名が死亡（うち、16名の身元が判明）したとしており（ジャカルタ時間２日午前１時、日本時間同３時）、うち３名が日本人（未確認）と報道しています。恐らくたまたま家庭用ビデオで撮影していたであろう爆発の際の映像も放映されています。爆発の犠牲になった方に、謹んで哀悼の意を表します。

またもやテロか？

インドネシアでは、2002年のバリ島以来、2003年８月、2004年９月とジャカルタで爆弾テロ事件があり、今年も８月から10月頃に爆弾テロがあるのではと囁かれていました。鳥インフルエンザ、原油価格高騰により政府補助金を削減せざるを得ずに踏み切った燃料値上げ等、課題山積のところに、テロ問題が未解決であることを改めて認識させる結果となりました。

観光に打撃か？

今回の爆発があった地域は、いずれもが観光スポット。ジンバランの海岸では、夕焼けと共に沈みゆく夕陽を眺め、やがてバリ島のングラ・ライ空港に離発着する飛行機の灯火のまたたきを眺めながら、海からのブリーズを肌に受け、シーフードが楽しめます。実際に、私も何回か食べたことがあるので、ショックを受けました。インドネシアが、相次ぐ、災害、事件、事故から開放される日は来るのでしょうか？